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■2009.03.23 サクラ
(2/2)
※裏描写があります。閲覧は自己責任でお願いします。
あなたの掌の温もりが
あなたの視線の優しさが
きっと言葉より雄弁に、愛を語る。
未来は僕らの手の中に
―後編―
「ただいま・・・・・」
小さく呟いても、返事が返ってこない。
あ、お父さん今日は遅いんだっけ。
少しほっとするのは、自分の顔が・・・・
「ほんと、真っ赤・・・・」
洗面所の鏡に自分を映し、その事実にまたも赤くなる。
快斗君が蘭ちゃんまっかっか、と笑っていたのも納得する。
キス
し、しちゃったんだ・・・・さっき。
自分の唇を見て、顔から火が出そうになった。
最近ずっと、快斗君に避けられているような気がして、眠れなかった。
無理して笑ってすごしていたけれど、もう限界で。
不安で押しつぶされそうになるほどに、彼への想いを自覚した。
大好き・・・
さっきまで抱きしめあっていた体、今は一人、寒さに震えている。
・・・・・会いたいな。
別れてから5分も立ってないのにね、と腕時計を見て苦笑して
それでも彼に会いたくなる切ない気持を、嬉しいと感じた。
携帯を見て、少し迷いつつも
先に入ってしまおうと制服を脱いで 浴室で寒いと悲鳴をあげた。
RR・・
ワンコールで受話器を上げる。
お風呂から上がって髪を拭き終えた瞬間になった、待ち遠しい電話。
「もしもし?!」
『おわ、はえー!』
右耳から、快斗君の嬉しそうな声が聞こえてきて、幸せが胸いっぱいに広がった
『蘭ちゃん風呂入ってるかなーと思って、俺も先入ってきたんだよ。』
「すごい、タイミングぴったりだったよ?」
たわいない、だけどとても楽しい会話が続いて、会いたい気持がどんどんと湧き上がってきた時に、彼がぽつりと呟いた。
『なんか久々にキスして・・・すっげぇ緊張した・・・・』
「え・・・・・。」
風邪かな?と思わせる。声が掠れているみたい。
『蘭ちゃんは?』
「き、緊張した・・・・」
またあのキスを思い出して、顔が真っ赤になる。
も、もうっ やっと治まったと思ったのに!
『クリスマス、さ。』
「・・・・・・・・・・・。」
キスだけで頭がいっぱいで、そこまで回っていなかったけれど
突然脳裏にクリアに響く、あの時の彼の声
ぜ・・・・全部もらうって・・・つまりは、そ、そういう・・・・・
『・・・・・その。』
彼が何かを言いよどんでいて
「・・・・・はい・・・・・。」
『ん?』
「だ・・・だから、返事を・・・・・」
全部もらうぜ?と言われて、恥ずかしくて返事が出来なかったから・・・・
『・・・OK・・・て、こと・・・?』
「・・・そ、そんなはっきり言わないで・・・・」
瞳が潤む、羞恥で涙が出そうだけど・・・・また、勘違いされたら、その方が嫌だし。
わ、私だって、快斗君と・・・・
『うわー・・・・・』
快斗君が、それだけを言って沈黙する。
「か・・・いと、クン?」
もしかして、嫌われた・・・?
『やべー・・・・今から会いてー・・・・』
掠れたその声に、なぜか私の体が一瞬にして熱くなった
ななな、なんなのこれ???
「わ・・・私だって・・・会いたいよ・・・・」
『・・・・迎えに行くから、今から出て、来れる・・・・?』
快斗君の声が、急に低くなった気がする
え、なに?
いつもの冗談なのか、それとも・・・・
図りかねていると、玄関からお父さんの大きな声が響いてきた。
「あ・・・お父さん・・・・」
『・・・・・・帰ってきた・・・・?』
「うん・・・」
受話器から、危なかったと言う呟きが聞こえてきた気がしたけれど、聞き返してもなんでも無いと流されてしまう。
『じゃ・・・って、もう2時じゃん。』
「わ、もうこんな時間だったんだね。」
『クリスマスまで少しの間、会えないけど・・・電話、するから。』
そう
クリスマスイブの日まで、快斗クンは用事があって会うことが出来なくて
たった数日間だけれど、なんだか永遠の時間のように感じる。
『じゃ・・・・な、おやすみ。』
「うん・・・おやすみ。」
お互いがそう言って、沈黙が生まれた
少しそれが続いて、快斗君の苦笑する声が聞こえた
『だーから!蘭ちゃんから切れって言ってんだろいつも』
「快斗君が切ってから切りたいんだもん!快斗君から切ってよ・・・」
また数十分、会話が始まって
いいかげん寝なきゃと、本当に切るぞとお互いが笑う。
『せーの、な?』
「うん、絶対切ってね?」
『こっちのセリフだっての・・・せーの。』
「・・・・・・・・・」
10秒経過
『・・・・・切れよー!』
快斗君が笑って、私も笑う。
これでは一生切れないんじゃないかと互いが不安になったとき
私の部屋にお父さんが入ってきて、何やってんだおめぇ・・・と呆れ顔をされた。
そして、24日
快斗君の掌が私のそれを、彼のダウンジャケットのポケットに導いた。
今日は朝からずっと一緒。
お弁当を食べて、今は夕暮れの遊園地を、2人で歩いている。
とにかく笑いすぎて喉が枯れてしまうほど、楽しくて。
ほんの少し黙ってしまった彼の視線の先を、私もなんとなく見やると
その先には大きな、観覧車。
「すっごい・・・綺麗だね・・・・・」
息を呑むほどに美しい夜景、総合アミューズメントパークであるここは、大きくて新しい宿泊施設も隣接されていた
「あそこね。俺らが泊まるトコv」
快斗君がその内の一つのホテルを指差した。
「え、すっごい可愛い!!」
思わずはしゃいだ声をだすと、彼は苦笑する。
「・・・・可愛いのは、いいけど・・・・」
「え?」
「・・・・いや。」
「なんか・・・・嬉しいな、帰らなくていいなんて。」
2人で遊んだその後、暗くなるほどに切なさが増して
別れ際の寂しさが辛くて仕方が無いんだけど・・・・今日は、同じ場所に帰れるなんて。
幸せで胸がいっぱいで、快斗君を見やると
真剣な顔で、私を見ている。
「・・・・・・え・・・・」
向かい合った座席から、腕をつかまれて引っ張られる
隣にとすんと座らされて、そのまま顔を近づけられて ――――――
「・・・・ん・・・・」
唇を、押し当てられた。
ちゅ・・・・ちゅ・・・・と、小さな音を立てながら
快斗君の薄い唇が、ついばむように私の唇を遊ぶ。
「蘭ちゃん・・・・・」
「か・・・いと、君・・・・・」
って
ちょ!!!
キスをしながら、快斗君の掌が、私の胸に触れて
「ま、待ってこんな所・・・・っ」
か、観覧車の中だってば!!
「誰も見て無いよ・・・」
言いながら、彼の手は一層私の胸元を弄った。
左手で肩を抱かれて、右手の人差し指で・・・・ゆっくりと・・・円を描くように、服の上から胸を・・・
「んく・・・・だ・・・・めぇ」
唇を押し当てられて、息が苦しくて
胸の先端を探し当てられるようなその指使いに、腰から下が急に重たくなった
「うわぁ、素敵な部屋!!」
部屋に入って電気をつける。
大きな窓からは、先ほどの観覧車が煌びやかに栄えて、それ自体が綺麗な夜景の一部だったのだと、知った。
「ベランダにも出れるんだね〜。」
最上階の為、強風が髪を巻き上げるけど
とにかく火照る体を、彼に知られたくない。
「蘭ちゃん、おいでよ。」
「あ・・・で、でも。もう少しここで・・・・」
ソファに腰掛けて、冷蔵庫の飲み物を私の分まで出してくれている快斗君だけど
・・・・・ど、どうしよう。
急に、恥ずかしくなってきた・・・・
煽る心臓と、高潮する頬。
どうしても知られたくなくて、ベランダから部屋に、入れなくなった。
冷たすぎる風を頬に感じていると、快斗君もなにやってんのと笑いながら外に出てきて
そのままふわりと、背後から抱きしめられた。
「・・・・風邪、ひくぞ・・・・」
「・・だ、大丈夫・・・だ・・・よ」
「・・・・あんま焦らさないで。・・・・我慢できない・・・・・」
「かいとく」
言い終わらないウチに、背後から顎に手を回されて
少し後ろを振り向けられると、そのまま ―――――
「んぅ・・・・」
「・・・はぁ・・・」
キスされて、そのまま
快斗君の舌が、私の舌に絡みついた
肩を抱かれ彼の方に体を向けられると
一層彼の舌は、私の中を無尽に這い回る
「ふ・・・・・」
膝の力が抜ける・・・
快斗君は私を抱き上げて
そのまま部屋に入ると、ベッドに優しく寝かされた。
え
え、ちょっと
ま、まだ心の準備・・・・がっ
快斗君が、私の上にのしかかってきて、耳に熱い息がかかった。
「蘭ちゃん・・・・」
快斗君の右足の膝が、私の両足の間に入り込む。
そのまま、再び唇を押し当てられて ―――――
「まって・・・・」
「やだ・・・・。」
「だ・・・って、その・・・明るいしっ お風呂だって・・・・」
「・・・・・。」
とにかく恥ずかしいから、なんとか一旦休憩して欲しい。
このまま、なんて
頭がくらくらしてしまった状態でなんて・・・・
「嫌や・・・まだ・・・・・。」
「・・・・・・・ごめん。」
ふぅ・・・・と、大きく息を吐いて、快斗君が体を起こし、私の体も起こしてくれる。
「・・・・ごめん・・・焦り過ぎた・・・・・」
「あ、そ、その・・・・」
「風呂、入っていいよ。」
快斗君の笑顔に送り出されて、私は浴室に身を投じる・・・・・
快斗君がシャワーを浴びている音がして、先にお風呂を頂いた私は、持ってきたプレゼントを鞄から出していた。
よ・・・喜んで、くれるかなぁ。
深緑の綺麗にラッピングされている中は、大分前から用意していた定期入れ。
彼の財布と同じブランドのモノだから、気に入ってくれるといいんだけど。
もう一つ。
・・・・・・編んじゃった。
「おわ、マフラー。」
「うん、マフラー・・・って、きゃあ!!」
いつの間に??
お風呂から出て来た快斗君が、髪をタオルでグチャグチャに拭きながらそれを見下ろしている。
「さっきから呼んでんのに、全然気づかないんだもんなー・・・・」
「ご、ごめん。これ・・・・クリスマスプレゼント」
定期券の入った包みを渡すと、それを嬉しそうに解いた快斗君が目を見張る
「お前こんな高いの・・・・」
「快斗君、好きかなと思って。」
「・・・・・ありがと。すっげ嬉しい。」
「ほんと?良かった・・・あ、あと・・・・その、これも・・・・」
「え?」
恥ずかしいけれど、編んだばかりのマフラーも手渡した。
「快斗君、前に暖かそうだって、言ってくれたから・・・・」
「すげー・・・・・」
快斗君が私の手からそれを受け取って、それに頬を寄せた。
「・・・・ありがと、な・・・・」
「・・・うん。」
「一生使う、これ。」
「一生って・・・」
大げさなんだから、と笑うと
マジだからといって、彼も笑う。
「あのさ。」
「うん?」
「その・・・俺さ、すげーあせっちまって・・・ごめん。」
「え・・・・?」
「今日・・・さ、無理強いとかしねーから。」
彼の優しい瞳が、私を写す。
「蘭ちゃんベッドで寝なよ、俺ここで寝るからさ。」
快斗君の言葉の意味が分かって、驚いた。
「・・・・一緒に寝て我慢できる自信は無いけどさ、俺、本気で蘭ちゃん大事だし。」
「快斗君・・・・・」
「蘭ちゃんが、心の準備がきちんとできるまで、待ってっから。・・・ごめんな、吃驚したろ?」
「びっくりは・・・した・・・けど。」
違う
「俺さ、蘭ちゃんと一緒に今日を過ごせるだけで、すげー幸せだし。」
恥ずかしかっただけなのに
私だって、快斗君と・・・
でも顔が真っ赤になって、言葉が出ない。
なんて言っていいのかわからないけど、彼に誤解をされたくない。
どうしていいかわからなくなったら、知らず知らずのウチに、彼の服を掴んでいて
「蘭ちゃん?」
戸惑っている快斗君の声がする
首をフルフルとふって、そのまま抱きついた。
「ら・・・らんちゃん・・・まずいって・・・・」
快斗君の心臓の音が、心地いい。
そのまま耳をそれに押し当てていると、また彼の声が聞こえる
「・・・・我慢、出来なくなっちまうから・・・まじで・・・・」
それでも。私は体を密着させる。
心で、肌で
彼の全てを感じたい。
私は、湧き上がる感情に素直にしたがった
「・・・・・いいの・・・?」
掠れた彼の声が、耳に響く。
「途中でやめるなんて・・・できねーぞ・・・・」
その言葉に、こくんとしっかり頷く私。
快斗君が私に体重をかけて、ベッドに押し倒した。
「すげ・・・・綺麗だ・・・・」
「ゃ・・・・で、電気けして・・・・」
いつ脱がされたのか、覚えていない。
気づいたら、衣服は全て取り去られて
快斗君に上から見つめられている
「・・・ごめん、消したくない・・・見せて、全部。」
快斗君の唇が、私の首筋におちて
少しきつく、吸われる
「は・・・・・んっ」
「俺のだ・・・蘭ちゃん・・・・」
ちゅう・・・・と、体のあちこちに快斗君の唇が這うたびに、私の体には赤い花が咲いた。
胸の谷間から・・・先端に、その唇が移動すると
舌を尖らせて、ゆっくりと・・・舐めあげられて
「ぁんっ」
思わず漏れた、声。
なに・・・これ、私の・・・・
恥ずかしい・・・・拳をつくって自分の口にもっていくと
それに気づいた快斗君が、手首をもって下に下げる。
「・・・・声、我慢しないで。・・・・すげー可愛いから。」
「ゃあ・・・・そんな事・・・・言わないで・・・・」
再び胸の先端を、今度は口で覆われて・・・ちゅううと音を立てながら吸われながら、舌で回転させられて
「あっ・・・・・やぁ・・・・・んっ」
逆側の先端は、指と短い爪でカリカリと刺激される
痛くないけどぴりりと来る接触に
足の付け根から、とろりと熱い液が漏れた。
「ほんっと・・・綺麗だな・・・・・らんちゃ・・・・は・・・。」
先端だけに与えられていた刺激が、今度は乳房ごと掌で揉まれる
「は・・・ぁっ・・・・あぁん・・・・あぁ・・・んっ」
「やわらけー・・・・」
快斗君の声が、耳元で聞こえた。
そのまま耳にキスをされると、荒い快斗君の息遣いが熱い
「・・・・こっちは・・・・?」
胸を触られていたその右手が、ゆっくりとお腹を通って、もっと下に
「や・・・・ま、まって・・・・」
「ダメ。」
快斗君の中指が、ゆっくりと
私の足の付け根に、入り込んで
「足開いて・・・・」
「やぁ・・・・」
そんなこと、出来るわけ・・・・
「ほら・・・・蘭ちゃん・・・・・」
少しこじ開けられるように、彼の中指が・・・・・
「あっ・・・・・」
感じたことの無い電流に、思わず背中がのけぞった。
「濡れてる・・・」
「や・・・・だぁ・・・・・」
快斗君は突然体を起こすと、私の足元にまわりこんだ。
私の両足は、もう力が入らない。
彼の手が私の膝の裏に入り込んで、そのままぐいと開かれて
「やっ」
彼の目の前にあらわになったであろう、自分でも知らない、場所。
「やめ・・・・」
声が震える、恥ずかしくて、どうにかなってしまいそうで
彼の顔がゆっくりと近づいてくるのを、感じて
「な・・・だ、だめぇっ」
なんとか顔を振って抗議するも、暖かくて柔らかい舌がそこに這った瞬間
背筋に快感が走って、ビクンと体が反応してしまう。
「快斗・・・・っく・・・・・」
「すげぇ・・・溢れてくる・・・・」
言いながら、ぴちゃぴちゃと音をたてて、入口からそこを舐められて
熱くて、恥ずかしくて・・・・でも・・・
快斗君の指が、私の中心を開いた。
そこから・・・・尖った舌が入り込んで―――――かき回される
「あ・・・・はぁっ・・・・・あ・・・・っ」
声なんて出したくないのに・・・体がもう、自分の物ではないかのように何かを求め始める。
舌が、入口から抽出されているのがわかる
ちゅぱちゅぱという規則正しい音が、部屋にこだまして
溢れる声を、奥歯をかんで回避する。
その舌が、今度は少し上にずれて、押さえつけるように・・・何かを舐めあげると
「ああぁあんっ!!」
頭が白くなる。
唇で挟まれて、ちゅううと音を立てて吸われて
「固くなってる・・・・ここ、気持ちいい・・・?蘭ちゃん・・・・」
「ひゃ・・・・わか・・・な・・・・・っ」
乳首が、それに反応して痛いほど立ち上がってくるのがわかった
トロトロと、熱い液体が中心に溢れ出すのも・・・。
快斗君の舌が、ふと動きを止めて
再び私の耳元に
「蘭ちゃん・・・・力、抜いててね。」
彼の掠れた声が響く
「え・・・・?」
聞き返すまもなく、下半身に痛烈な痛みが
「っつ!!」
びくんと背中が沿った。
「ゆっくり挿れていくからな・・・・?」
やっと気づく・・・・快斗君の、指が・・・入っているんだって
「まだ少ししか入ってないけど・・・・全部、ちゃんと入るから」
え・・・ま、まだ少しなの・・・・?
「・・・・大丈夫か・・・・?すっげぇ締まるけど・・・・」
快斗君が何を言っているのかわからないけれど
なんだか彼もとても、苦しそうに見えた
少しずつ、痛みが治まってくると
再び指が奥に入ってきて、痛みを感じると、止まる。
それを、何度も繰り返して ・・・・・
「全部、入ったよ・・・・どう?蘭ちゃん・・・・・?」
「ん・・・・だ、いじょう・・・・ぶ・・・・・」
本当を言うと、先ほど舐められていた甘い刺激と違い、痛みが先行していた
「無理すんなよ・・・?」
快斗君の親指が、さきほど甘く舐められていた突起に触れる
「!!!」
「あ・・・すげぇ・・・・また締まった・・・・・」
ぐりぐりと突起を押しつぶされながら、彼の中指がゆっくりと・・・・私の中を、出入りし始めて・・・・・
その優しい動きに、痛みがだんだんと・・・・・
「は・・・・ぁん・・・・・」
「濡れてきたね・・・・・気持いい・・・・?」
溢れてくる液体が、彼の指の摩擦を滑らかにして、段々と与えられる刺激に、声が漏れる。
彼の指が抜き差しされるたび、嫌らしい程の水質音が響いて
「ひゃ・・・・っあぁんっ」
「蘭ちゃん・・・・・」
快斗君の唇を、唇で感じて
中指が、自分の中を抽出されているまま、深いキスをする。
それをむりやり解いた彼が、真剣な顔で私を見つめると
「ごめん・・・・・俺・・・・・」
「快斗君・・・・?」
「もっとほぐしてからと思ったんだけど・・・・限界・・・・」
「え・・・・・?」
突然彼の指が引き抜かれて、その指を舐め取った彼が、私の上にのしかかって
再び真剣な顔で、見つめられる。
「・・・・挿れるよ。」
熱が、入口に押し当てられたと思うと、
硬くて太いものが ―――――
「・・・・・・っと。・・・・ごめん。ちょっと待ってて。」
快斗くんが、急にベッドから降りて机に向かう。
ど、どうしたんだろ・・・・
そこから財布を取り出すと、手際がワリーな・・・と呟きながら、ビニールパックを取り出した。
あ・・・・あ、あれって。
知識では、知ってる。
確か・・・そ、その
避妊するための・・・あれ、だよね?
わわ
私は思わず視線を逸らしてしまうと、しばらくしてから、快斗クンが再び私の、上に。
「・・・・おまたせv」
「ま・・・まってなんて無いもん。」
「ウソつけ。」
快斗君の手が、私の足の付け根に伸びた
「ぁっ!」
「ぐちゅぐちゅ・・・」
「ば・・・・か・・・・」
「・・・・挿れるよ・・・・。」
快斗君が私の両肩を押えるように手をやって
硬くて熱いものが、私の中心に触れる。
「・・・・っ・・・」
快斗君の声が、いつもより少し低くなって聞こえてきて
「!!!!」
指とは比べ物になら無い痛烈な傷みが、体中に走った。
「いっ!」
思わず目じりに涙がにじむ。
「ごめ・・・・な・・・・」
快斗君の息遣いで、言葉が良く聞こえない。
痛いのか、ただ只管圧迫感があるだけなのか
なにかに捕まらないと耐えられない、と思うと
快斗君の掠れた声がする
「・・・背中、手回していいよ・・・・爪・・・立てても大丈夫だからな・・・?」
快斗君も随分苦しそうなのは、彼も・・・痛いのだろうか。
だったら何とかしてあげたい。けれど今の自分にはそんな余裕も無い・・・
思わず言われたとおり彼の背中に手を回して、爪は立てないようにと思っても、力が入ってしまう
「っつ・・・・か・・・いとく・・・・」
「蘭ちゃ・・・・・。」
ぐいぐいと、押し付けるように彼の腰が入ってきて
「らん・・・・ちゃ・・・・力抜くの・・・・無理・・・?」
「え・・・・・わ・・・かん、な・・・・・」
快斗君がとても苦しそうなのに、何もしてあげられないのがもどかしいけれど
わ・・・わたしも、もう痛みと恥ずかしさで、頭がおかしくなりそうだった。
「っつ・・・・・・ぁ・・・・全部・・・入ったよ・・・・・」
強烈な痛みとともに、快斗君の言葉が聞こえた。
私たち・・・ひとつに、なれたんだ・・・・・・
なんとか瞳を開くと、まだ苦しそうな、彼の顔。
「平・・・・気?」
言葉も途切れ途切れで、コメカミに汗が
「だ・・・・いじょう・・・ぶ。快斗クンは・・・・」
「俺は・・・やばいかも。」
ちゅっと音を立ててキスされて
快斗君が少し重みをかけて私に覆いかぶさった。
「気持ちよすぎ・・・・・動くと出そう・・・・」
ふぅと熱い息を吐いて、耳にキスをしてくる
「あんっ」
「色っペー声だすなよ・・・・」
快斗君の指が、私の口に押し込まれて
「・・・・動いても・・・いい・・・?」
言いながら、ゆっくりと
彼が抽出をし始めて
「んっ!!んむ・・・・っ!んんっ!」
人差し指で、口の中を淫らにかき回されて、私の舌は自然にそれに巻きついた
「っつ・・・・ぅあ・・・・」
快斗君の苦しげな声が聞こえて、私は頭の中がおかしくなりそうで
ただどうして言いかわからなくて、彼にしがみついた
「っつ・・・・あ・・・・」
「んっ・・・・あぁんっ」
「・・・・蘭ちゃん・・・・俺・・・・もう・・・・」
快斗君の動きが、少し早くなると
私の体も、脳が痺れるような感覚に囚われて
「あんっ・・・あぁ!あぁんっ!!」
最後にたたきつけられるような動きをした後、思い切り奥まで彼が入ってきて
「・・・・・く・・・・ぁ・・・・」
中がぴくんぴくんと動いたのがわかる、そしてそのまま、快斗君が動きを止めた。
「・・・・平気?」
「ん・・・・。」
そのままぐったりと体の力が抜けたような快斗君が
荒い息をして私の顔を覗き込む。
「・・・抜く、よ。」
「んっ」
引き抜かれるその感覚にさえ、反応してしまう私・・・恥ずかしい。
快斗君が、私の額にかかる髪を優しくかきあげて、そのまま頬に、オデコにキスをしてくれる・・・
「・・・・ありがと、蘭ちゃん・・・・。」
「快斗・・・・く・・・・・」
何だか急に、涙が ―――――
後から後から、本当に止まらない。
「ど、どうしたの?」
「ゴメ・・・・っ」
「ごめん、どっか痛い??うわ、えっと、」
明らかに狼狽している彼に申し訳なくなって、なんとか涙の理由を探すけど
言葉に、出来ない。
「ごめ・・・・嬉しくて。」
理由になってないけど、でも本当に、ただ、これだけ。
嬉しくて、快斗君と一つになれたこと。
とてもとても、幸せで
「ありがと・・・快斗君・・・・・」
「蘭ちゃん・・・・・」
快斗君が、ゆっくりと近づいてくる。
唇がゆっくりと重なり合うと
その優しさにまた涙が溢れた。
彼は何も言わない、だけど
頬を伝う涙の暖かさと、唇が触れ合う優しい甘さに
きっと私は、彼に愛されているんだと心から信じられた。
「そだ、オレからのクリスマスプレゼントな。」
「いいよ・・・もう、もらったもん。快斗くんと一つになれただけで・・・私、幸せで・・・」
「おま・・・・それ、俺のセリフでしょ。」
快斗君が、ぎゅっと抱きしめてくれて
そして枕元から何かを取り出すと、私の手首にカチンと音を立ててはめ込んだ。
それはシンプルで、だけど重たいブレスレット。
「かわいい・・・・」
「でしょv 絶対蘭ちゃんに似合うと思って、即買い。」
「だって・・・・」
それはブランド物にどちらかといえば疎い私でも、よく知っている・・・。
「店長が知ってる人でさ。限定モノだから先売ってやるって言ってくれたんだけど・・・金が足らない分はバイトしろって言われて」
「あ・・・だから。」
「5日間フルで頑張ってたんだぜー?・・・ったく、人使いが荒いったら無いぜ・・・。」
眉を寄せる快斗クンに、思わず笑ってしまう。
あれ、でも
「そのお店ってアクセサリーのお店なの?」
「ん?輸入品とか扱ってる店だからね、アクセサリーもありゃなんでも。」
「・・・・女の子もいっぱい来るよね・・・・。」
「そだなー・・・・客は女の子のが多いだろうね・・・って、どうしたの。怖い顔して。」
自然に口が尖る。
怖い顔・・・・なんてしてるんだ、わかんないけど。
「・・・・もしかして、妬いちゃってるとか?」
「・・・・そんなこと、無いもん。」
言いながら頬が染まる。
言葉にしなくても伝わってしまうコト、少し困ることもあるのかもしれない。
「必要無いって言ってんのに・・・。」
「だって快斗君・・・女の子に人気あるし。」
私の尖らした唇に、彼は音をたてて口付けた
「あんま可愛い事言うと、しらねーぜ?」
「なにが?」
「財布に入ってるやつだけじゃないからねー♪」
「え?」
快斗クンが枕元から、もう一つ長方形を取り出すと、それは・・・・
「こ・・・・これって・・・・」
真赤になる、だって、なんでこんな・・・・!
「・・・蘭ちゃんマジで可愛かった・・・・。」
「んっ・・・・・」
快斗クンのキスが、首筋に落ちる
「お前ほんっと・・・綺麗なのな・・・・予想以上で・・・びびった、まじ。」
「ば・・・・やめ・・・・」
「・・・・スタイルも抜群で・・・・・」
快斗君の掌が、私の胸元に伸び、触れると
そのままウエストラインをなぞる
「あぁ・・・ん」
「声も・・・・すっげぇ可愛いし・・・・」
太腿を撫でる掌が、熱くて
「狂うな、ほんと。・・・・止めらんねーよ。」
快斗君の声が、まるで別人のように低く私の耳に深く響いて
外に振り出した粉雪にも気付かないほど
私達はお互いしか、感じていなかった。
「朝、目が覚めたら・・・きっと快斗君のコト、もっと好きになってるんだろうな・・・」
箱の中身を、もう数個使った後、彼に腕枕されながら告げると
彼は目を見開いた。
そ・・・んな、変なコト言ったかな・・・?
「そりゃすげー嬉しいけど?」
「けど?」
「・・・・悪いけど・・・寝かせてあげるつもりは、ねーぜ?」
「・・・・・え」
彼が大分軽くなった箱をカタカタ揺らして、ニカリと笑った・・・。
fin
(企画投稿時の作者様あとがき)
LOVESICK2開催vまことにおめでとうございます&ありがとうございますvvv
一応コソリー派で応援させて頂いているつもりが、この企画により益々愛が深くなりv
今では大声で叫べます。快蘭万歳!!!
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2008年冬に開催されていた
快蘭冬企画「LOVE SICK2」さんより、作品を移行させていただきましたv
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