●
●
●
快蘭(新)でその他の作品
■2008.08.23 サクラ
(3/3)
「・・・んで?」
「え・・・?」
優しいキスをゆっくりと解くと、目の前の蘭ちゃんの瞳は俺の顔を写していて
「体が熱くなったって? どこが?」
「ばっ!」
空手家の本能なのか、俺のその一言に真っ赤になった蘭ちゃんの
とんでもなく早い手刀が飛んできた。
それを軽くいなすと、再び丸く可愛らしい鏡に自分を写す。
・・・あいつじゃない、君の瞳に写っているのは・・・俺だよね。
とにかく胸がいっぱいになって、おかしくなりそうで。
軽口でもたたかないと・・・なんだか泣いてしまいそうで
「蘭ちゃんの体・・・おかしくなっちゃったんだろ?見てやろうか。」
「い・・・いいよ!もう原因はわか・・・・ んぅ!?」
今度は、優しくないキスで、そのセリフを奪う。
何度も角度を変えて強く唇を重ねると
息苦しさに思わず開いたその中に、ぬるりと舌を差し入れる。
ゆっくりと、味わうように舌を回しいれ、上あごを刺激する。
「ん・・・・んん・・・・・。」
蘭ちゃんの舌が、俺のそれに絡み付いて、
その熱に、溶かされそうになると
ちゅうっと音を立てて、その熱い舌を吸い上げる。
今度はその表情を堪能したくなって、ゆっくりとそれを解くと
蘭ちゃんの頬を上気させた恍惚とした表情にぶつかった。
「色っぽい顔しちゃって・・・・。」
「ば・・・かぁ・・・・。」
「・・・もしかして、もう?」
「え?」
シャツをたくし上げる、ブカブカの短パンは良く落っこちなかったなと思わせるほど。
「や・・・・ちょ・・・っ」
蘭ちゃんが目を見開く。
まさかこの状況で、無傷で帰れるなんて思っちゃいなかっただろうケド
・・・工藤は、こんなイレギュラーな事は、しなかった?
ちくりと胸を刺すそんなコトをわざと考えながら
スルリと短パンを押し下げると、白い下着が目に飛び込んでくる。
その際から指をそっと差し入れると
「わ・・・・。すげー・・・・。」
「や・・・・だぁ・・・・。」
「ほら・・・聞こえる・・・?キスだけで・・・・こんなに・・・・。」
クチュクチュとワザと水音を立ててやると、蘭ちゃんが泣きそうな声をあげた。
「あぁん・・・・も・・・意地悪・・・・・。」
「だって本当のことだもんなー・・・・。」
目じりに涙を溜めて抗議をしてくる姿がとにかくかわいくて
また、ついイタズラをしたくなる。
「一回リセットしようか。」
「え?」
「舐めちゃうと・・・もっと濡らしちゃいそうだな、このお嬢さんは?」
「な・・・なに・・・?」
下着をユックリと下ろし、おいてあったティッシュで濡れたトコロを丁寧にふき取った。
「シャツ一枚だけ・・・すげーやらしーカッコ。」
「だ・・・誰がさせてるのよ・・・。」
片足を立てた状態で、俺からなんとか逃げようとする蘭ちゃんの肩を抑え
空いている手でシャツのボタンを外す。
「・・・慣れてる・・・・。」
「あのな・・・。これ俺のシャツだし。」
ぶすりとした顔でなにを考えているんだか。
蘭ちゃんが見当違いの抗議をしてくるのも、
俺の蘭ちゃんにおける位置を約束してくれた証だと思うととにかく嬉しくて。
すべてのボタンを外し、左右に肌蹴ると露になる、綺麗な双璧。
「そ・・・・そんな・・・み、見ないでよぉ・・・・・。」
薄紅色の先端が、真白で形のいい胸の上で震える。
「すげー・・・・まじで綺麗・・・・。」
「は・・・恥ずかしいんだってばぁ・・・・。」
「隠すなって・・・見せて?俺の・・・・。」
ゆっくりと、幻でないことを確認するかのように
先端に口付ける。
「っつ!」
ぎゅっと瞳を閉じて、蘭ちゃんが声を我慢した。
「蘭ちゃん?・・・目、開けて。」
「だ・・・・てぇ・・・・・。」
瞳は閉じてほしくない。
この行為の間中。
「見てて。」
そう言うと、先端を口に含む。
ただ柔らかいものだったソレが、口の中でゆっくりと立ち上がる。
口にそれを含ませたまま、舌先でそれを転がして、押し付けると
「や・・・・あぁん!」
蘭ちゃんがなき声をあげる。
「ごめんね・・・こっちも、だよね。」
空いている左胸に、指先で繊細に力を加えた。
右胸と連動しているわけではないのか、まだヤンワリとしたその感覚は
指先で途端に固く尖ってくる。
人差し指の腹で、それを円を描くようにこねて
もう片方の先端を同じように舌で回転させる。
「あ・・・・あぁん・・・・・は・・・・ぁ、・・・あん・・・・・。」
「・・・・可愛いよ・・・・。」
「はぁん・・・・だ・・・・だめ・・・・」
「・・・・もう、だめ・・・?」
「ん・・・・。」
どれ?と
下腹部に片手を持っていき、淡い茂みに隠れた
さっきティッシュでリセットしたはずの入口に中指を持っていくと
先ほどとは比べ物になら無いほどに、あふれる愛液
「・・・感じやすいんだな・・・。」
思わず、ゴクリと生唾を飲む。
「あっ・・・・・。」
入口に持っていったつもりの指先が、あまりの濡れたそれに滑って固く尖った花芽に触れた瞬間
蘭ちゃんの体が跳ねる。
「・・・ここ・・・?蘭ちゃんが一番感じるところ・・・。」
「ゃ・・・そんな・・・・・こと・・・・・。」
「ほら・・・こう?・・・・それとも、こっち?」
片手で思い切り陰唇を広げると、露になる固く尖った小さな花芽に
中指に絡みつかせた甘い液を、ネタリと撫で付けて
上下に摩りつける動作をすると
蘭ちゃんの体がビクビクと震える。
「ひゃ・・・あぁんっ!!だ・・・だめぇ・・・・あ・・・・あん・・・・あぁんんっ」
「・・・・いっちゃう?」
「あああ・・・・・あぁ・・・・っん!!はぁんっ!!!」
綺麗な額にうっすらと汗をかいて、蘭ちゃんの体が、力を失った。
「・・・大丈夫・・・・?」
「・・・・ん・・・・。」
ハァハァと荒い息をしながら、蘭ちゃんの目じりからは涙が滲んだ。
「ぜ・・・・ったい、エッチだよね、快斗君。」
「おいおい・・・・。これくらいでエッチなんていわれちゃうの?」
「え・・・・。」
「お楽しみは・・・これからなのに?」
ニカリと笑って、何か言おうとした唇を塞ぐ。
ゆっくりとキスをしながら、当然のように、右手は再び、下腹部へ。
淡い茂みをスルリと越えると、先ほど刺激を与えた花芽に中指が届く。
「っつ!」
「・・・・んだ・・・。もう感じてんだ・・・?」
「やぁ・・・・も・・・・もう・・・・。」
「もっといっぱいやらしー顔見せて。」
指先を、蘭ちゃんの中心に持っていく。
イったばかりのそこは、まだまだ熱いぬかるみを見せていて
何度か入口を摩るように確認すると、そっと指の先端を、中に差し入れる。
「あんっ!」
「わ・・・・すげ・・・・・。」
キツイ
熱くて、柔らかいのに
キュウキュウと締め付けるこの感覚。
・・・うわまじ・・・・挿れたい・・・・・・
思わず自身の下腹部に手をやって、ベルトを外す。
その間に、中指の進入を試みる。
「は・・・・あ・・・・・ん・・・・・っつ・・・・・。」
「こんな・・・狭いんだ、な・・・・・。」
想像以上に、熱く、キツク締め付けるヌルヌルトした蘭の中に
ここに自身のたぎったモノをぶち込んだら、一体どんな快楽が待っているのかと考えると
ゾク・・・となぜか体が震えて、自然と息も上がってきてしまう。
これ・・・ぜってー・・・もたねーぞ。
自身のものでイかせたいという願望はあるものの
初めての体験だ、うまくいかない可能性の方が高い。
もう一回・・・指で、舌で。
蘭のイく姿が、見たい。
中指をねじ込んだまま、接触をまっている花芽を舌を尖らせてつつくと
「あああああっん・・・きゃあ・・・んっ!」
蘭ちゃんの背中がしなり、眉を寄せて耐えるような表情をする
指を抽出させると、グュチュグチュとイヤらしい音がして
指に絡み付く透明に光る液が見え隠れする。
少しほぐれてきた蘭の中に、もう一本、人差し指も混入すると
今度は舐めていただけの花芽を、甘く噛み思い切り吸い上げる
「あ・・・・だ・・・・や・・・・っ・・・・あぁんっ はあああんっ!」
蘭の嬌声が高音で艶めくと、再び、シングルベッドに体を沈ませた。
「・・・・ごめんね、もっと休ませてあげたいけど・・・・限界。」
「え・・・・」
いまだ荒い息をしている蘭ちゃんが、その潤んだ瞳を見開いた。
「挿れていい・・・?蘭ちゃん・・・・。」
手早く自身の服を脱ぎ捨てると、蘭ちゃんに覆いかぶさり瞳を合わせる。
「ん・・・・。」
蘭ちゃんの両足に体を入れ込んで
その両足を立たせ、膝の裏側に掌を差し込んで
思い切り足を開かせると、その濡れている中に、
自分の怒張したそれをほんの少し含ませる
「んっ」
蘭ちゃんが、眉を寄せてなにかに耐える表情をする。
「・・・・入ってく・・・・・・・・。」
声が掠れる。
キチキチと、痛いほどの快感を携えて
ユックリと蘭ちゃんの中に入り込んでいく自分自身を目の当たりにすると
下腹部の快感とは又別のところで
熱い何かが体の中に灯る。
蘭ちゃんの掌に自身の手を持っていくと
待っていたかのように、ぎゅうっと握り返される。
・・・あぁ、こういうときは、手を握ってあげるべきなんだな。
そんな当たり前のコトも、気付かないほどに
夢中になっている自分に気づき、冷静に・・・と暗示する。
起こしていた体を倒し、蘭ちゃんの胸を自身の胸の位置に感じ、頬と頬と重ねて
俺の全てが蘭ちゃんの中に入り込むと、フゥと熱い息を漏らす。
「らん・・・・ちゃ・・・・。」
「かい・・・と・・・・くん・・・・・。」
やべー・・・・
名前を呼ばれて、この感動が胸を打つ。
だけど、快楽の感覚までも研ぎ澄まされてしまって
蘭ちゃんが、頬を染めてきゅっと中に力を入れるたびに
抽出もしていないのにもっていかれそうになる自分を自覚する。
「て・・・蘭ちゃん・・・・ごめん・・・・・我慢できないから・・・・力抜いて・・・・・。」
強くキツク締める力は、痛いほどに。
「ごめんなさ・・・で・・・も・・・・わかんな・・・・。」
・・・だめだ
動かなくても、このまま出ちまいそーだ・・・
「イくよ。」
短くそういって、荒くなる息を蘭ちゃんの耳元で吐きながら
腰をたたきつける。
「ああっ!!!」
深く抜き差ししたら、すぐにでも行ってしまいそうで
とにかく奥だけを感じながら、深い位置での抽出を浅く繰り返すも
キュウ・・・・と、規則正しく締まる蘭の中に、先ほどの指の感覚を思い出して
だめだ
・・・一緒に・・・は・・・無理・・・・
「ごめ・・・・イクよ・・・・・。」
ため息と一緒になんとかそれだけ呟いて
長かった片思いの最後を、その瞬間に吐き出した。
「・・・平気?」
「平気じゃない・・・。」
蘭ちゃんの、胸の谷間、首筋、髪・・・・わ、頬も・・・・
避妊具さえも装着しなかった非礼と、初めてなのに綺麗な体の上に放出したそれを詫びながらも
それを綺麗にしていく作業をしながら、やっと一つになれたヨロコビが、沸々と沸いてきて。
「絶対・・・エッチだもん。快斗君・・・・。」
「ははは・・・・しょうがないじゃん。ずっと我慢してたんだから。」
とにかくたくさん鳴かされた恥ずかしさに、蘭が逆恨みとわかっていても快斗を甘く睨む。
「我慢?」
「前に蘭ちゃんとエッチなことしてから・・・ずーっと、な?」
本当は、それよりももっと前だけど。
「だって・・・あの時は快斗君、全然・・・・。」
「全然?勃ってなかったって思ってんの?」
「う・・・うん。」
直接的な表現に、蘭ちゃんが真っ赤になる。
ったく、さっき思い切りナヤマシイ姿を見せていた女の子かね?これが。
そのギャップがとにかく可愛くて仕方がない。
「あのね・・・んなわけないでしょ。かなり危険だったんだぜ?あの時の蘭ちゃん。」
「危険?」
キョトンとした蘭ちゃんに、これからは俺が工藤の苦悩を受け継ぐのかと青ざめる。
「あ、あのな蘭ちゃん!!これからは・・・絶対!!友達でも何でも・・・あんな事、しちゃダメだぜ?」
「え?」
なにが?という表情にガックリと肩を落とす。
「男はね、ソウイウコトをしたい生き物なの。・・・覚えておくように。」
「でも快斗君は・・・」
「俺も!勃ってたよ!・・・・言わせんなよな・・・・・。」
なんでこんなカッコワリーコト・・・・
「ほ・・・んと?」
「本当。実は、蘭ちゃんが部屋に入ってきたときからね。」
思わず頬をそめる蘭ちゃんに、俺は口角を上げる。
「こんな話してただけでさ・・・?」
ほら、と。
蘭ちゃんの手を、すでに硬くなった自身に持っていく。
「あ・・・・。」
「な・・・・?・・・さーて、どうやって責任とってもらおうかなー♪」
「ちょ・・・まっ!」
抗議の声なんて聞きたくない。
聞きたいのは、あの甘い声だけ。
俺は、その華奢な体に身を預けて
そのまま
深く淫らな行為に、身を委ねる ―――――――――――
----------------- あれ
なんだ、俺。
夢・・・・見てたのか・・・・?
体を起こすと、セミダブルのベッドに、一人。
夢の中とは違う、いくぶん広い部屋。
え・・・・っと。
頭を振る、時計を見ると、・・・・二時。
外は暗いから・・・真夜中なんだろう。
意識が混濁する。
蘭
蘭・・・?
「蘭・・・・・。」
やっと、声が出た。
帰ってくるのは、静寂だけ。
----- ウソだろ。
「蘭。」
冷や汗が、背中をつたう
「あれ?」
カチャリとドアが開いて、蘭が
蘭が・・・・
恥ずかしそうに俺のシャツを着込みながら入ってきた。
そうだ
思い出した
蘭の細い腰を抱きしめて、ベッドの上で引き寄せる。
「きゃ!」
「どーこいってんだよぉ!」
「どこって・・・シャワー・・・浴びてたんだよ?」
「シャワー・・・・?」
「うん。快斗・・・もしかして、寝てたの?・・・・今日も授業中ずっと居眠りしてたでしょ。」
ジロリと睨まれる。
やっと意識が覚醒してくる。
もう、2年も前の、夢
「すげーいい夢みてた・・・・。」
「やっぱり寝てたのね?」
「や、寝てねーよ?」
「へーえ?寝てないのに夢がみれるんだ?」
「そ。・・・毎日が、夢見てるみたい、俺。」
そう言うと、綺麗な首筋にちゅっと音をたてて跡をつける。
「きゃ!も・・・もう!明日の講義は朝一番からで・・・・っ。」
「だーから?」
「だから・・・その・・・たくさんは・・・無理だよって。」
真っ赤になりながら、上目使いで見つめられると。
「あぁ・・・オッケ♪ 任せて♪」
そのまま、二年前よりももっともっと綺麗になった体に覆いかぶさると
「朝一番・・・まで、きちんと起こしといてやるからな♪」
「うそ・・・・。」
蘭の顔が青ざめる。
「蘭・・・・。アイシテル。」
「快斗・・・・・。私も、大好きだよ・・・・。」
互いの名を呼びながら、その行為に没頭する間に
カーテンからは日の光が差し込んできた。
夜が 明けていく
もう悪い夢は、見ない。
fin
(管理人より)
【続・substitute】なんて幸せな結末!!
蘭ちゃんの心の中の快斗さんの存在はこんな風に大きくなるんだろうなぁv
2007夏〜2008夏まで開催されてた企画
快蘭企画「LOVE SICK」さんよりいただきましたv
快蘭(新)でその他の作品